単行本を図書館から
何となく借りてみました。「ビブリア古書堂の事件手帖」以外の三上延の作品はどんなもんかかと思って。
感想
どんな話かまったくわからず、とりあえず借りてみました。
あらすじを読む限り未渡写真の背景から色々推理して、その写真をきちんと持ち主に返して隠された真相がわかって良かった良かったって言う話かと思ったのら、全然違かった(笑)
思ったより暗い。。。
もっと明るくて楽しくて爽やかなものを想像していたので。。。
第一話はちょっと思ったのと違うのかなと思われるすべりだし。
第二話はそこそこ面白いかな。よく知らないけど現実にそんなような事件があったような。宗教関係なら似たような話のひとつやふたつ出てくるか。
二話目の話が膨らむかと思いきや、ほとんど関係なかった三話目。
三話目が四話目につなげるための話で、一話目に出てきたお兄さんが語り手。
最終話はどんな話に落ち着くのかと思えば、ちょっと怖い感じで終わりました。。。
でも最後は主人公のわだかまりがなくなる一歩的な終わりでそこは良かった( ´ー`)フゥー...
久しぶりにネガとかフィルムという単語を聞いたというか読んだ。。。
そこそこ最近の作品でスマホが出てくるんだけど、感覚的にスマホの時代にネガとかフィルムって死語に近いというか死語なんじゃないかって思った。
小中学生、いや、20代でもネガとかフィルムって言われてわからない人がいてもおかしくはないかも。
でも写真家とか写真屋さんはネガとかフィルム使ってるのかな。
使う人がいなくなると作る人もいなくなりそう。。。
フィルムの交換するのに暗いところですばやく交換しないと駄目だとか親が言いながら替えてたっけ。
とりあえず三上延を読むなら「ビブリア古書堂の事件手帖」から読んだら良いんじゃなかろうかとは言えます。
たいていの読み手は「ビブリア古書堂の事件手帖」から来ているだろうから、ラノベの延長くらいな感じで読んでいるだろうし、表紙もそんな感じかなと思っていると、内容は全然違うのねってなります。。。
もっと明るい話を読みたいです(・∀・)
あらすじ
江ノ島の路地の奥、ひっそりとした入り江に佇む「江ノ島西浦写真館」。百年間営業を続けたその写真館は、館主の死により幕を閉じた。過去のある出来事から写真家の夢を諦めていた孫の桂木繭は、祖母の遺品整理のため写真館を訪れる。そこには注文したまま誰も受け取りに来ない、とごか歪な「未渡し写真」の詰まった缶があった。繭は写真を受け取りに来た青年・真鳥と共に、写真の謎を解き、注文主に返していくが―。